¥8,800
バスク原料100%で造る、初めてのクラフトジン!
材料のほとんどが畑やワイナリー、そしてその周辺から収穫されたボタニカルです。
2018年から始まったプロジェクトで、当店の店主がこの生産者さん「アストビサ」で働いていた時に一緒に材料集めをしていました。
自分の目で見てきた&やってきたからこそ、おすすめしたい最高に美味しいクラフトジン。
ガチのクラフト(手作り)ジン!
このジンを作りにあたっての気合い、すごいですよ。(長文になりますがお付き合いいただける方、読んでくれたらうれしいです。)
まずは、ジンの味わいの決め手となる「ジュニパーベリー」(ねずの実)。なんとワイナリーの近くに300年以上前から自生しているといわれている、ジュニパーベリーの林がありました。スタッフ3人で丸一日かかって、収穫に行ってきました。
こんな場所です。そしてジュニパーベリーはこんなかんじ。
黒コショウよりちょっと大きいかな?という感じのサイズ感。葉っぱがとげとげしているので収穫が難しい。
畑やワイナリーからいろんなボタニカルを集めました
畑に自生しているミントの花、ぶどうの葉っぱや蔓の先っちょ、ブラックベリー。そして近隣の農家さんが持ってきてくれた無農薬のレモンやグレープフルーツ(みんなで皮むき)、イチゴも!
ワイナリー(醸造所)からは2つのボタニカル。1つは自分たちが造ったチャコリ。
そしてもう一つがすごく特徴的なのですが「収穫時期のワイナリーの香り」が加えられています。
「収穫時期のワイナリーの香り」って?
これがめちゃくちゃ面白い!収穫時期、つまりワイナリーの中でぶどう果汁が発行してワインになっていく過程で感じられる香りがあります。(酒造りの時期に酒蔵に行くと感じられる、独特のかぐわしいいい香りです)
普通はもちろん空気中に離散してなくなってしまう香りなのですが、発酵中のタンクの上部にポンプをつなぎ、気体をめちゃくちゃ冷やして液体に変えてくれる機械をつかってその香りを液体にしたものがこのジンには使われています。まるでチャコリの天然香水のようなとっても華やかないい香りがするんです。
素材を漬け込み蒸留、後から香りや味わいを加えない
ロンドン・ドライ・ジン・スタイル
蒸留後に香りや色を足すことなく、そのままの味わいを楽しめるロンドン・ドライ・ジンのスタイルで造っています。(ロンドンドライジン、詳しく知りたい方はググってくださいね。)
ごまかしが効かない作り方だからこそ、素材の味わいがまっすぐ感じられるジンに仕上がります。
最初のロット(私も造りに関わらせてもらった年のもの!)がなんと「スペインN01のドライ・ジン」の栄光に輝きました!
ジンが好きな方にぜひ飲んでほしい1本です。
詳細情報
生産者/アストビサ(蒸留所はバスク・ムーンシャイナーズ。醸造所であるアストビサは「蒸留所」の免許を持っていないため、信頼のおける蒸留所に素材を持ち込み、蒸留してもらいました)
産地/スペイン・バスク州・アラバ県
タイプ/めっちゃ美味しいアストビサの自信作のクラフトジン
容量/750ml
アルコール度数/40%